離婚問題をどのタイミングで弁護士の相談すべきか

離婚について悩んだり、話し合ってもなかなか進展しなかったり、お金の事でもめたりする方が多いと思います。そういったときに誰に相談するべきかの中に、弁護士に離婚について相談しようと思い立つこともあると思います。

しかし、弁護士に相談する事に対して、弁護士の人数が増えているとはいえ,まだまだ気軽に相談できる存在とは言えず、なかなかハードルが高いと考える方も多いと思います。

そのため、離婚について悩みを抱えていても,どのようなタイミングで相談をしたらよいのかわからず、インターネットなどで情報を探し、結局ひとりで抱え込んでしまう方も多いのではないでしょうか。

弁護士に相談することの最大のメリットは、ご相談者の方の個人的な事情に合わせたアドバイスを受けることができる点です。

当事務所では、ご相談時にご相談者の方の家庭的な事情等についてお聞きし、専用の相談シートに記入して頂き、その情報に基づいて、具体的に離婚をするとしたらどのような流れや手続き、タイミングで話を進めることにがよいのか、どういった点に注意しなければならいのかを聞くことができます。

インターネットは情報収集をするにはとても便利なツールではありますが、その反面膨大な情報があるため、情報に振り回されてしまう場合があります。そこで、インターネットで情報を調べて考え込むよりも、短時間で見通しを立てることができ、わからない部分はその場で聞くことができる弁護士への相談をお勧めいたします。中には30分程度の相談だけでもすっきりした表情で帰られる方もいらっしゃいます。

 

では、具体的にどのようなタイミングで相談をすればよいのでしょうか。

このタイミングについては、できるだけ早い方が良いとの回答になります。
なぜなら、離婚時の財産分与に備えた財産に関する資料の収集、配偶者の不貞行為に関する証拠の取得等、時期が早いほど,離婚に向けてできることは多くあり、しかも相手より有利に主導権をもって交渉することなどが可能になってきます。

相談の段階でできることが限られているとしても、今後の流れを相談するだけでも有益です。

 また、離婚は精神的な負担が非常に大きく、味方になってくれる弁護士との相性も非常に重要です。時間と余裕がない状況では、弁護士を選ぶことも難しくなってしまい、結果として、弁護士との関係でもストレスを抱えることになりかねません。そのため、なるべく早く相談に行き、自分に合った弁護士を探すことも大事です。