【解決事例】長年別居した夫と訴訟離婚が成立した事例
○相談内容
結婚して10年以上たったものの、日々のモラハラが原因で7年前ほどの別居した相談者がいい加減に清算したいとのことで、離婚できるかどうかのために弊所にご相談にきました。
別居後、相談者様ご本人で離婚調停を3回申し立てたものの、いずれもご主人側が離婚に同意せず不成立となっており、長年婚姻関係が清算されていない状態が継続しておりました。
代理人として、離婚についての話し合いをしたい旨の通知書を送ったものの、一切の連絡も反応もないため、離婚訴訟を提起することになりました。
○解決内容
裁判をしたにもかかわらず、ご主人側は訴状を受け取らず、裁判を進行することができなくなりました。また、現在の居住地が不明で、どこに住んでいるのか不明な状態でした。
そこで、調査会社に依頼し、現在の住所に住んでいないことや住所不明であることなどを調査し、裁判所に報告した結果、公示送達(相手方の住所が不明な場合に、相手方の出席が不要な方法)によって、訴状が送達され、無事、第1回期日が開かれ、第1回で尋問等を行い、離婚を命ずる判決を取ることができました。