【解決事例】DV夫との円満離婚

○相談内容

夫は、子どもが生まれてから、日々の仕事のストレスや子どもの世話などから日に日に暴力的になり、すごい勢いで怒鳴ったり、家具にあたったり、ひどい時には暴力をふるうようになりました。このままでは子どもに暴力を振るわれることも怖いですし、私自身も身体的にも精神的にも参ってしまって、離婚したいのですが、怖くて切り出せていません。

○解決内容

依頼を受け、まずは別居を勧め、それと同時に夫に対して、離婚と慰謝料や養育費などの交渉を始めました。
当初は、「暴力なんてしていない」「怒鳴っていないし、全部被害妄想だ」「妻の居所を教えろ」と強く述べるだけでしたが、調停に移行後、相談者の気持ちを書面にし、相手方に示すと、申し訳なかったと反省し、最終的には、慰謝料などの解決金などを支払ったうえで、離婚することに合意に至りました。

「家庭の問題は、あくまで夫婦間の話合いが大切だ」と思う方もいらっしゃると思いますが、当事者同士の話合いでは、お互いが感情的になり、話し合いができないことが多いです。しかも、今回のようにDV被害を受けている方の場合ですと一層話し合いは困難で、下手をすると身に危険が迫ってしまうこともあります。万が一の事態にならないためにも、離婚問題は弁護士を間に入れて進めていくことをお勧めいたします。