【解決事例】モラハラ、DV夫から別居して、訴訟により離婚成立が認められた事例

○相談内容

ご相談者様は、子供2人、夫と暮らしていましたが、日々モラルハラスメント、ドメスティックバイオレンスを受けて、精神上の障害(うつ病)かかってしまいました。自殺すら考えていましたが、何とかならないかと相談にいらっしゃいました。

受任後、すぐ別居の手はずを整えさせ、別居日を決めて、別居当日に受任通知を送付し、婚姻費用(生活費)と離婚、慰謝料、財産分与を請求しました。

○解決内容

夫は、離婚には同意せず、子供の親権を過剰に主張してきたため、子供の連れ去りの危険性を考え、まずは保護命令の申立てを行いました。

続いて、離婚調停、婚姻費用分担調停を申立て、さらに、婚姻費用については、支払う意思がなかったため、本案前の仮処分として、婚姻費用の仮払い申立てを行いました。

婚姻費用について、裁判所の決定が出たため、給与差し押さえ、預金差し押さえを行い、生活を安定させたのち、離婚調停が不成立となったため、離婚訴訟を提起しました。

最終的に、離婚が認容され、慰謝料、財産分与、子供たちの養育費が認められる結果となりました。

結果 離婚の成立、慰謝料・財産分与の回収、婚姻費用の回収、保護命令の認容