【解決事例】子供が連れ去られてしまったが、引き渡しが成功した事例
○相談内容
ご相談者様は、夫と別居中で6歳の子供と二人で暮らしていました。
そのような中、離婚の話し合いをしているときに、親権などの話し合いがこじれてしまい、口論の末、夫に子供を無理やり連れ去れてしまいました。
連れ去られて日も浅く、小学校も休んでいると学校から聞いたため、子の引き渡し請求に関する依頼を受け、すぐさま、夫に対して、子の引き渡し、監護権者指定の審判及び審判前の保全処分の申立てを行いました。
○解決内容
子供も幼く、今までの夫の子供の監護実績がなかったため、保全処分が認められました。
しかし、夫は任意に子供を引き渡さなかったため、裁判所の執行官が直接子供を引き取りに行く、直接強制の申立てを行い、最終的に無事、子供はご相談者のもとに帰ってきました。
その後、夫に対しては離婚裁判を提起し、親権を獲得したうえで、離婚が成立しました。