○相談内容

ご相談者様の配偶者が不貞行為を働き，子供を一人連れて自宅を出て行ったところ，子供の養育環境に悪影響がある状態での育児を行っており、話し合いの結果，子供をご相談者様が引き取る形で別居を開始しました。

ところ，相手方が弁護士に依頼し，子の引き渡し，監護権者指定の審判を申立てしたため，弊所に当該審判の対応含めて，ご相談の上，依頼となりました。

 

○解決内容

当方にて依頼を受けたものの，管轄裁判所が遠方であったため，ご依頼人と打ち合わせの上，裁判所と協議し，迅速な審理進行を求めました。

主に調査官調査の立ち合い，家庭訪問調査での支援，審判における主張，証拠収集を中心に行い，子の監護権者についてはご依頼人が適切である旨を主張しました。

相手方も反論してきたものの，不貞相手方に子供を連れて行っていた事実や育児放棄の態様があることが認められ，男性側であったものの，子の監護権者についてご依頼人が相当である旨の心証が開示されました。

最終的には審判は取り下げられ，無事，ご相談者様において子を監護していくことになり，その後の離婚協議時に，親権者であることが認められ，お子様を養育監護していくことになりました。

 

結果　男性側（父親）の子の引き渡し，監護権者指定，親権の獲得